■ 実験装置
最高12テスラの超伝導マグネットを含む計9台の高分解能磁石と9台のNMRスペクトルメーターで主に実験を進めています。極低温(〜0.3K)から、高温(〜800K)までの広い温度範囲に渡って、固体NMR測定が可能です。10GPaまでの超高圧計測と2軸回転システムを組み合わせて、高精度で特殊環境下の物性測定を行うことができます。ほかにも、電子スピン共鳴(EPR)、光検出磁気共鳴(ODMR)、物性測定システム(PPMS)、共用の磁化測定システム(MPMS)、X線回折装置などを用いて、さまざまな物性測定と試料評価が可能です。電気炉(ボックス炉5台、管状炉5台)、FZ炉1台、3ゾーン炉1台を用いて、自分たちで試料作成も行っています。
6テスラ高分解能超伝導マグネットとクライオスタット |
7テスラ高分解能超伝導マグネットとクライオスタット |
9テスラ超伝導マグネット"TH9(@shield room)" |
9.4テスラ超伝導マグネット |
9テスラ超伝導マグネット"Totoro" |
無冷媒8テスラ超伝導マグネット"green" |
8テスラ超伝導マグネットとクライオスタット |
12テスラ超伝導マグネットとクライオスタット |
物性計測システム"PPMS"" |
ゼロ磁場クライオスタットスタット"NQR1" |
零磁場用クライオスタット"NQR2" |
光検出磁気共鳴"ODMR"![]() |
NMRスペクトルメーター1 |
X線回折実験装置 |
油圧式高圧発生器 |
試料作製用電気炉と単結晶育成装置 |
高温管状炉(3台) |
共用の磁化測定システム"MPMS"" |